アバター ウェイ・オブ・ウォーター

撮影と編集が丁寧にされていた前作に比べると3D映像の見せ方にムラがあり、海中映像に比べてアクションシーンはカット割りが細かくなり見づらくなった。そのアクションも盛り上がるけど、中盤の物を終盤まで引っ張った感じで、同じ第2作でもスター・ウォーズバック・トゥ・ザ・フューチャーより見劣りがした。一番の見所は惑星パンドラの海を表現した海の世界で、海中の広大な広さまで表現したCGの進歩に限界は無いと思えたが、続編ではどんな驚きが待ってるのだろうか。

すずめの戸締まり

今月の14日に「すずめの戸締まり」を観たけど、序盤から強引な展開でロードムービーになり、「君の名は。」「天気の子」の楽しい日常描写は殆ど無く、中盤まで展開が単調だった。また今回は東日本大震災を物語に直接リンクさせてしまったため、ファンタジーとして描く意味が半ば失われたと思うし、個人的には「新海アニメ天災三部作」の中では一番完成度が低い。

シン・ウルトラマン

ウルトラマン第1作の中から数話のエピソードをチョイスして纏め上げた作品だ。メフィラス星人をラスボスにせず、意外なキャラがあの最強の敵を送り込む設定にした事でやや興が削がれてしまったのが残念だが、テレビシリーズを全話観てたので充分楽しめた。出来ればミニシリーズでもいいのでスピンオフを作って、バルタン星人やレッドキングゴモラなども登場して欲しい。

N・H・Kにようこそ!

購入した「N・H・Kにようこそ!」のDVD-BOXは中古だったので傷の有無の確認の為に1日2話で観たが、無傷でホッとしたし、5周目が終わってもまた1話から観たくなった。4周目までは配信で観たので、DVDの購入は作画の修正と乳首の無修正に惹かれてだが、設定とストーリーもファンタジー6割でリアリティ4割とバランスが良く、後半は切なさや虚しさが増していくし、全体的に地味で暗いが良作アニメだった。ガチで鬱になったアニメは「わたモテ」で、もう一度観る気が起こらない。

盲点

アマゾンで注文した1927年の映画「ナポレオン」の輸入盤DVDが届いたが、自宅のブルーレイレコーダーで再生出来なかった。ヨーロッパのDVDは日本と同じリージョン2なので大丈夫と思ったのだが、日本と違ってPALという方式なので、日本のプレーヤーやレコーダーでは再生出来ないという事も初めて知った。仕方なくリージョンフリーのプレーヤーを注文したが、不安は消えない…

5月3日 今日プレーヤーが到着。ちゃんと観れたのでひと安心。でも国内盤BDも出て欲しい。

久しぶりのFMシアター

久しぶりにラジオドラマの番組「FMシアター」を聴いた。スマホで聴くのは初めてで、坂井真紀主演の「面影」というSFだったので期待したが、幽霊譚でもいい話で、捕らえられた「怪物」が主人公の娘とそっくりというのも個人的にはご都合に思えた。

FMシアターで一番印象に残ってるのは23年前に放送された「スモーキング・タイム/煙の行方」という、雨音を効果的に使ったラブストーリーで、新海誠監督が居るコズミック・ウェーブでアニメ化して欲しいと今でも思っている。

大晦日

コロナ堝はまだ続いているが、今年も無事に大晦日を迎えた。映画を4本観に行ったが、特に「シンエヴァ」はクラスターで上映中止になるのが嫌だったので、初日の初回(朝7時台)に観に行った事もいい思い出になった。他には「ゴジラVSコング」「竜とそばかすの姫」「DUNE 砂の惑星」を観に行ったが、来年は「ジュラシック・ワールド」の新作が楽しみだ。