ジャンヌ・ディエルマン

配信で1975年のベルギー映画「ジャンヌ・ディエルマン」という映画を観た。息子と2人暮らしで生活費の足しにと自室で売春をしている中年女性の生活のリズムが徐々に狂い始め、最後には本人にしか解らない理由で客を刺殺してしまうまでの3日間を淡々と描いた作品で、起きてから寝るまでの日々の営みを意図的に長々と描いてるので本編は3時間を超えるとんでもない作品で、私は集中力が無いし他に読みたい本や観たいアニメもあるので2日掛けて観た。

今では世界中のアート系映画で観られる手法を初めて取り入れた作品とも言えるので、最近の世界の映画史ベストテンに入っているのも頷ける物はあった。