ハンターキラー

潜水艦映画には第二次世界大戦や冷戦時代の史実を元にした実録ものと、核戦争の危機を間一髪で回避する架空のアクションものと2種類があるが、ジェラルド・バトラー主演の「ハンターキラー」は後者の方。

面白い娯楽作だったが、観てる間、世界を戦争に巻き込みたいロシア国防相の切り札にされたロシア大統領を救出に向かう米軍の特殊部隊のリーダーと、叩き上げの潜水艦の艦長をバトラーのどちらが主役なのか判然としない所があり、特殊部隊のリーダーをバトラーが演じるか、あるいは彼が1人2役で演じる方が良かったようにも思える。