視聴率は最低だが

ラグビーワールドカップの裏番組になってしまった「いだてん」はついに視聴率が3%台。でも内容は、これまでドラマの足を引っ張ってると不評の声が多かった志ん生の久し振りの主役の回で、中国大陸に取り残された志ん生の絶望と引き揚げてからの希望と、五りんが持っていた父からの手紙の謎が全て明らかになる回だった。日本の婦女子がソ連兵に連れ去られるシーンはかなりショッキングで、日本が中国で散々(悪さを)やって来たというナレーションも胸に響く。来週は昭和39年のオリンピック実現に向かう最終章。更に楽しみになって来た。