「暗夜行路」読了

「暗夜行路」を今日読み終わったけど、長編小説としては主人公の周りの人物の役割が(妻になる直子を除けば)思い付きに終始してて、今一つ。原作者の志賀直哉があとがきで触れてるように、この作品は同じ主人公による短編の連作にした方が完成度が増したと思う。