ガルヴェストン

フランスの美人女優で映画監督としても活動中のメラニー・ロランが、エル・ファニングをヒロインに迎えて作った殺し屋ロードムービー。暗い画調とプールや海でのエルの解放感を強調した陽光の眩しさが印象的。ただ主人公の殺し屋とヒロインの娘(ネタバレ)との再会が20年後なのが唐突で、昨日観た「さよならくちびる」みたいに時間の使い方が上手くない脚本で撮った、退屈な作品だった。