何処かに居て欲しいニホンオオカミ

ニホンオオカミの生存説には幾つもの壁が立ちはだかる。一つは狼の習性に遠吠えがあるが、絶滅したとされる1905年以降遠吠えを聞いたという記録が無い事、もう一つは仮に百年以上前に数頭が生存していたとしても、数頭ではもはや種の保存は不可能だという説だ。特に後者の説は決定的で、例の知恵袋の回答でこの答えを見た時は、やはり駄目か…と落ち込んだ。ではこういうのはどうだろうか。ニホンオオカミが絶滅する前に野犬との交配をしていれば、狼のDNAは今も居る日本の野犬に受け継がれているのではないか。秩父で撮られたニホンオオカミの写真には個人的にもロマンを感じたので、まだ私は生存説を捨ててはいない。母親はネッシー生存をまだ信じてるからもっと凄いが。