「あまちゃん」第138話

ユイが心も無事だったので一安心だが、先週の春子のナレーションが結果的にただの釣りだったのが、ちょっと嫌だった(不幸になる彼女を見たかったという意味では無い)。
あまちゃんファンが予想してたように、クドカンがユイに東京の土を一歩も踏ませなかったのは、今回の駅での二人の会話と、「私を見たければ北三陸に来い」の台詞に集約されてると思う。現実にはPR目的でご当地アイドルもゆるキャラも一度は東京に来てるけど、あれだけアクシデントが重なれば一歩も出たくなくなるのも無理は無い。大吉考案の憶える気にもならないアルファベットの羅列は相変わらずだが「したたかさは相変わらずです」のナレーションがあの人達にはピッタリだ(「ラピュタ」の最後で財宝を見せびらかすドーラの手下たちを思い出した)。来週の正宗の号泣と春子の「あんたも北へ行くのね」はどういう事だ? ユイの「裏方でいい」以上に気になる。