最低の続編

キッズ・リターン 再会の時」を観たが、北野映画でも上位に入る傑作映画の続編という触れ込みながら、前作と共通のキャストは皆無でスタッフも殆ど違う人という布陣。しかもカメラはデジタル、監督も脚本家も才気どころかやる気も感じられない退屈極まりない作品で、「龍三と七人の子分」のキャッチコピー風に言えば「カネなし才能なし意欲なし」の最低な続編だった。北野映画ファンは勿論、安藤政信金子賢のファンも観る価値なし。