「真田丸」第3回

草刈正雄演じる昌幸の巧妙な生き残り術と、一度は父の真意を測りかねて落ち込む源三郎、寺島進のカッコ良さ(西村雅彦は損な役回り)など、男たちの描写は面白いし、コメディ担当の家康のヘタレぶりも可笑しい。ヒロインの長澤まさみは、目尻の深い皺に観る方も不快になるガンつけと現代調の芝居。恋のライバル黒木華の安定感ぶりが目立っただけ。