ウルトラマン80と古畑任三郎

今日レンタルDVDで観た「ウルトラマン80」の26話は、主人公の大和隊員(長谷川初範)と城野隊員(石田えり)が黄泉の国に紛れ込んでしまい、武士の亡霊たちと共に異星人の野望を阻止するという話だった。
本筋より興味深いのは、大和に亡霊武士の大将を演じた梅津栄が切りかかり、大和が咄嗟に手にした竹が切られ続けて短くなり、最後は真剣白刃取りをするシーンで、のちの「古畑任三郎」で田村正和が白刃取りをして、小林稔侍が演じる時代劇スターが竹を一刀両断する場面を思い出した。
それと長谷川が映画に理解が無い事で撮影所の人間の恨みを買い、その気持ちを代弁した小林に切り殺される映画会社の社長に、梅津がその撮影所の小道具係を演じてたのは偶然じゃないと思う。
「80」を観たのが三谷幸喜か石原隆かは知らないが、意外な繋がりが感じられて興味深い回だった。