忘れるのは何でだっけ?

君の名は。」というのは不思議な作品で、テーマとストーリーはどストレートなのに、細部の描写はわざと省いてるらしく、肝心な瀧と三葉が互いの名前を忘れる理由がよく解らない。「ドラえもん」だとこういう時にドラが自ら説明役を務めたり、老博士や異世界の人間が忠告したりするが、この作品では説明しそうなお祖母ちゃん自身が若い時の入れ替わり体験をよく憶えてないので、観た人がそれぞれに解釈する仕組みになっている。
他の人のブログとかを読んで察すると、かたわれ時に時空を超えて本当に二人が出会った時点で三葉の運命が変わった事が関係してるのだろうか。でも瀧が民宿で名前を忘れた理由は推察不能で、考え出すと結構メンドクサイ事になって来る(笑)。