「ダンケルク」を観た

クリストファー・ノーラン監督らしい戦争アクション巨編で、悪く言えば「ダークナイトダンケルク編」みたいな作品。
ノーラン監督の映画を劇場で観た事は一度も無いけど、「ダークナイト」以降の作品は劇場でしか味わえない臨場感をとことん考えて撮影や音響を指揮してるんだろうし、実際に観た人の中には「映画館に行け」とまで書いてる人も居たし、「インターステラー」は劇場に行けば良かったかなとも思う。
ただ「CG嫌い」の拘りの強さが裏目に出てる感もあり、歴史に残る作戦の割に、民間の船や兵士の数が随分少なく見えたり、同じ時間軸の話でもデジタル処理を拒否したせいか、カット毎に天候がバラバラに見えたのが気になった。あと「永遠の0」みたいな物語性は殆ど無いので、未見の人は注意を。