夢がたり

アイズ ワイド シャット」の原作小説を読み終わった。映画は人物設定や構成は殆ど原作に忠実で、街から去ったピアニストの行方や、遺体安置所に居た女性の正体が、原作では夢のように曖昧な描写で終わったのに対して、映画ではオリジナルキャラの富豪によって大乱交パーティーの顛末を語らせて、白黒をハッキリさせた点が異なる。この点は小説と映画のどちらもアリだと思った。ただ主人公の妻がマスクを夫の枕に乗せた理由は、原作で詳細に描かれてたのに映画では省き過ぎで、正直今日読むまで、秘密組織の誰かが置いたと思ってた。