アウトレイジ最終章

「アウトレイジ最終章」を、去年劇場で観て以来久々に観賞。このシリーズは金があったら3作品全部BDで買いたくなる程好きだが、主役の大友が海を渡って殴り込みに行く理由は、やはり弱いと思った。

西田敏行の妖怪みたいな演技はさすがだけど、塩見三省は病気の影響で凄味は取り払われてしまい、北野監督が彼の持ち味の変化に合わせて、中田の立ち位置を変えたとすれば、試みは功を奏したと言える。新キャラではピエール瀧が一番儲け役だし、大杉漣の北野映画での見納め感が悲しい。

前作と比べるとかなり落ちてるが、それでも好きなシリーズだ。