ソラとウミのアイダ

中島みゆきの歌のフレーズみたいなタイトルだが、第1話で早くも頭を抱えたくなった。
同じソシャゲーのアニメ化作品でも「ウマ娘」の場合は、観る側が実在した競走馬の萌え擬人化を受け入れれば、内容は王道のスポ根アニメだったので素直に盛り上がった。しかし「ソラウミ」の場合は一見「よりもい」のような設定で物語が始まるが、主役を含む3人の少女が、訓練の過程をすっ飛ばして、いきなり宇宙の中のゲーム世界に飛び込むような物なので、宇宙で日本人の食卓に乗せる魚を育てる設定は何処かに行ってしまうのだ。だから出て来る魚はゲームの中のバケモノばかりで、退治する側も魔法少女モノみたいなマスコットキャラと組んで撃退するという展開に、これはアニメファンを振るいに掛けてるのかという気になってしまった。
第2話で展開に乗れなければ、リタイアだな。