127時間、はいからさんが通る 前編(ネタバレあり)

「127時間」は、生き延びたい、生きて帰りたいというのがメインのストーリーで、その為に岩に挟まった自分の右腕を切断するシーンはかなりエグイし、水を飲みたい一心で小便や泥水を飲むシーンも強く印象に残る。冒険家の体験記みたいな話なので、勇敢とも馬鹿とも取れるけど、その後の主人公が、残された家族の為に、冒険に行く前に行き先を書き残すようになったのが良かった。
はいからさんが通る」は、同名人気漫画の二部作の前編。死んだと思われてた主人公の紅緒の婚約者が、満州馬賊になったと聞いて、探す為にハルピンの駅に降り立った紅緒と、ロシア人の恋人と一緒に歩いている婚約者がすれ違う所で止め絵になるのが、いい幕引き。