たそがれ酒場

内田吐夢監督の「たそがれ酒場」を観た。ヨーロッパの戯曲を日本に置き換えたようなストーリーで、様々なキャストが酒場に客として登場しては去って行く。実質的な主人公は、戦時中に時局に迎合して戦意高揚の絵を描き続けた高名な画家が、今は絵筆を折ってパチプロに転身している老人で、この人が主に若者の為に活躍するシーンが印象に残った。