「シンドバッド」3部作

日本アニメーションが制作した「シンドバッド」3部作を観たが、「未来少年コナン」や「ラピュタ」の劣化バージョンでしかない上に、予算不足が原因の貧弱な映像クオリティーは、28年前のテレビシリーズ「ピーターパンの冒険」にも遠く及ばない物で、こんな規模の小さい(50分アニメ3本で3部作)物を劇場アニメとして公開する事しか出来なかった、老舗アニメ制作会社の栄枯盛衰が哀しかった。この会社はもうかなり前から、持ち駒が「ちびまる子ちゃん」だけになっているが、最近は「世界名作劇場」の再放送も殆ど無くなっているし、せめてまだ手を付けてない作品のHDリマスター版の作成と放送をして欲しい。