未来のミライ

昨日観たけど、中盤までは主人公のくんちゃんの両親が子育てに苦労する描写と、赤ちゃん返りが始まったくんちゃんの前に、擬人化した飼い犬や未来から来た妹などが現れて諭すシーンが交互に続き、いつかは親の気持ちが解る、家族は遠い祖先から延々と絆が続いてるというのがテーマなのかもしれないが、個人的にはやや退屈だった。
未来の東京駅はくんちゃんの夢の中みたいだが、妹のミライの説明だと超科学がある未来から本当に来たとも取れるし、そうした意図的に曖昧にした設定が功を奏してるとも言い難い。つまり脚本がちゃんと計算されてるのか、説明を放棄した稚拙な物なのか判然としないのもマイナス。考えるより感じて欲しい作品なのかな?