Wake Up Girls!

通称「WUG」の実質的な第1作の劇場版を観た。個人的にも不快だったのは主人公の7人のアイドルが所属する事になる事務所の女性社長で、見た目は美人の中年女性なのに、言動はクソ親父そのもの。オーディションの時に「あんたたち処女?」と聞いたり、自分が命名したタイトル名と同じユニット名が近所のラブホテルから取られたとか、脚本は待田堂子氏だが、監督の山本寛氏が積極的に関わったとしか思えない品の無さだ。
クライマックスは飛び入りで参加を許された小さな野外公会堂でのライブで、それが夢の第一歩なのだが、なんと彼女たちは衣装が無く、自分たちの高校の制服姿で、それも見せパンを穿いてないのを承知の上でステージに立つのだ。事前にこんな描写があるのだから、当然ライブシーンでパンチラがあるのだが、パンツを描くのはファンや二次創作専門の人にまかせておけばいいので(エンドカードで描いてしまう人も居るが)、アイドルアニメのライブシーンは感動的に描かれるのが鉄則の筈で、これにはさすがに引いた。テレビシリーズはどんな展開が待ってるのだろうか…