夏休みの帰省に利用してた寝台特急

乗る機会が無くなったから長年乗らなかったくせに、東京→博多間のブルートレインが消えてしまったのはやはり寂しい。列車の老朽化は子供ごころに感じていた(特に臭い便所)し、飛行機よりも新幹線よりも高くて到着に一番時間の掛かる寝台特急の利用者なんて、物好きか鉄道マニアしか居ないだろう。それでも廃止というのは勿体無さ過ぎる。全国でSLが今でも数本運行しているのは根強い人気があるからだが、ブルートレインの人気が全く無くなった訳では無い。一年に一回の運行でいいから復活して欲しい物だ(その為にはトイレの改修が不可欠だが)。ローカル線やロートル線の見直しは経済効果と無縁では無いと思うのだが、そうした文化的な面にJRが目を向ける余裕も増税法案は無くして行ってるのだろう。37歳の私に取っても、日本の時代は思い出の中にしか存在しなくなって来ている。