まどか☆マギカ 叛逆の物語

劇場版で観たのは今の所、この「叛逆の物語」だけだが、予算のアップが作品のスケールを更に上げているので、エンタテインメントとしては充分満足の行く物だった。ただ後半からの暁美ほむらの変貌は、観る側の気持ちを逆なでしかねない物で、まどかへの友愛が極限に達した所で一種のストーカーになってしまったような物で、ラストカットも含めてモヤモヤした物が残ってしまった。王道を行く終わらせ方より、引っ掛かる物を残した方がヒットし続けるというやり方は今や珍しくないんだけど。