「世界名作劇場」の記憶①

去年から「世界名作劇場」の諸作品を観たり、主題歌を聴く事がマイブームになっているが、第1作の「フランダースの犬」から約22年続いたこのアニメシリーズも、オンエア中は殆ど興味が無かった。小学生の時に「赤毛のアン」というテレビアニメがあるのは知ってたが、「ジャンプ」や「サンデー」、「コロコロコミック」などを夢中になって読んでいた私には「女の子が見るアニメ」という認識しか無く、興味をそそられたのは「トム・ソーヤーの冒険」と「ふしぎな島のフローネ(こちらは家族版ロビンソン漂流記)」ぐらいだった。あと「小公女セーラ」がクラスの女子たちの間で話題になってた憶えがあるし、「愛の若草物語」を学研の月刊誌で見て、ポニーテールのジョオがお気に入りキャラだったりしたが、夕方の再放送を観るまでには至らず、地上波で最後の放送になった(ウィキペディアで最近知った)「家なき子レミ」のタイトルを聞いた時は「名作劇場ってまだやってたんだ」と思っただけで、2001年までは関心の対象外だった。そのころレンタル店で借りて第1話から観たテレビアニメは「エヴァ」ぐらいで、二十歳を過ぎてからは「999」や「ルパン」以外のテレビアニメを観る事にずっと抵抗があったのだが、2001年にBS2で「赤毛のアン」の放送が始まり、何となく興味が湧いて来た事がきっかけになったのは間違いない。