リズと青い鳥

希美とみぞれが何となく離れて行く話なのかと思いながら観てたが、とんでもない誤解で、希美がみぞれに抱いてた劣等感に、気付いたとも改めて認識したとも取れる描写は、あの「まんが道」だ。言ってみれば、希美が満賀道雄だったという事に「まさか」と思うので、彼女の感情の揺れに驚き、共感して、綺麗な纏め方にホッともするのだ。
みぞれの方も、希美との部活動が永遠に続けばいいという子供みたいな感情が変わり、それでも彼女を好きな気持ちを持ち続ける所も「らしい」エンディングで、進路は別々になるが、友情関係は続いて行くのだろう。