マンガ顔を拒否した巨匠

ファンの間でブルーレイ化が話題になってる「クラッシャージョウ」は以前にCSで放送されたので観たが、面白かったし、安彦良和のキャラ(特にゲストキャラのマチュア)も好きなのでBDに落とした。ただこの人もギャグシーンでアルフィンの顔をマンガ顔にする所があったが、高畑・宮崎監督の作品で(ルパンを別にすれば)こういうシーンは観た事が無い。二人は東映動画出身だが、マンガ顔東映アニメの「劇場版・銀河鉄道999」でも観た事があるので、これはアニメを漫画のアニメ化と括られるのを嫌った二人の拘りの一つだったのだろう。

追記 高畑監督は「じゃりん子チエ」や「となりの山田くん」を手掛けた事を忘れていた。マンガでもアニメ化する価値があると判断したら徹底的に拘る人だった。