内田裕也死去

昨日CSで放送されていた、内田裕也脚本・主演の「コミック雑誌なんかいらない」を録画したばかりだった。この人は80年代や90年代初頭に、脚本や企画で映画にも積極的に関わった功績があり、風貌が似ているが、映画が一貫して個人表現のツールであるビートたけしとは異なり、「ロックンローラー」らしい、社会派エンターティナーだった。惜しいのは演技がたけし以上に下手だった事。その代わりに存在感で観る側を引き付ける部分は、2人に共通していた。半年前に亡くなった妻の樹木希林と共に、記憶に残る芸能人だった。合掌。