天気の子

キャラの関係、小道具、構成とか、「君の名は。」より完成度が落ちてるし、ラストは蛇足な二番煎じの終わり方になったけど、理屈抜きで少年少女に感情移入させる新海マジックは健在。クライマックスで流れる合唱は「君の名は。」以上のインパクトで、いい年したおっさんが劇場で泣いたら恥ずかしいと思ってしまった。「そんなのは映画じゃなくてMVだろ」と突っ込む人も居るだろうけど。

劇中にあの作品の主要キャラがゲストで登場した時は、劇場の子供たちがざわついてたが、次回作は「言の葉の庭」から「天気の子」までの新海キャラが全員登場して、子供を大人から救う新海版アベンジャーズが観たくなった。

終わって外に出ると見事に晴れ渡っていたので、天気の良さに感謝したくなった。劇場から帰ると、恒例の缶コーヒーで祝杯を挙げた。