カンヌに一番近い日本人監督の一人

福山雅治と組んだ映画でカンヌの審査員賞を貰い、是枝裕和監督も映画史に名前を残す事が出来て嬉しかっただろう。パルムドールでもグランプリでも無い「銅メダル」だが(審査員賞は26年ぶりと何処かで書かれてたのには笑った。間にパルムドールを獲得した今村昌平の「うなぎ」があるのに)、受賞した事実は格好の宣伝材料だし、何より主演は出てるだけでお客が来る、集客力ではトップクラスの男優だ。誰よりも安堵したのは製作委員会の人たちだろうけど。