時間の問題

数年前「サンデージャポン」でコメンテーターの写真家がデジカメを批判していたが、今は画素数などでデジカメを批判する人は殆ど居ないと思う。映画フィルムも同じで、ハイビジョンカメラがフィルムの質感を完璧に再現するだけで無く、フィルムを超えるのも時間の問題だろう。映画が好きなのと、フィルムでの撮影と上映に拘るのは別の問題だ。デジタルがフィルムを超える日が来ればフィルムは淘汰されるだけの事。サイレントやモノクロといった手法も絶滅した訳では無い。フィルムが撮影や上映より保管目的での需要の方が増え、フィルムへの愛着が感情論に過ぎなくなる日もいつかは来るだろう。私もフィルム缶は好きだけど。